歴史研究(探訪)のおもしろさ

「探訪」。
広辞苑を引くと「社会の出来事や事件の真相を探りに出向くこ事」 と書いてあります。歴史探訪と言う言葉は、少々おかしな使い方かも知れませんが、 ”社会”と”事件”に”昔の”と付け加えれば、今と昔の時間のずれだけの事であります。
「城・寺・墓・神社」を散歩すると、昔の色々な出来事や社会や生活を垣間見る事が出来ます。
そして現在と確実につながりのある糸が、発見出来た時は、何か無償の喜びを感じないではいられません。 そして、その糸の先、又その糸の先と、探索して行くのが歴史研究のおもしろさであり、醍醐味であります。
歴史には、下図の3つの歴史があります。

歴史は、過去→現在→未来 と切れることのない一本の糸でつながっています。
この糸の過去を探るのが、歴史研究(歴史探訪)の醍醐味なわけです。
世の中「歴史は繰り返す」まさにこの通りですね。
そして歴史は、時代が進めば進むほど価値が出るものです。
そして又、新しいものが生まれれば生まれるほど、「過去」は貴重なものになるわけです。
私達の先祖が、今の世を構築してくれたわけですから…。


1.創作歴史
(小説歴史)
「真田十勇士」(笹沢佐保 他作)  「真田三勇士」(大正期 立川文庫)
のような小説、講談の世界のつくり物語
2.伝承歴史 お年寄りから、昔の話を聞いた事。
親から子へ、孫へと本人の経験談が言い伝えられた過去の歴史話
3.真実歴史 実存する物的証拠 (古文書、遺跡、墓石、寺の過去帳、遺品、書画、石造物、
建造物、生活用品、武器等
) を元に過去の社会を検証する


以上の3つの歴史がミックスされて漠然とした歴史が出来あがるわけでありますが、その漠然の中から、 3番目の真実歴史を追求するのが歴史探訪のおもしろさでありましょう。一つの事件の裏付けをとるのと、 同じ様な探求です。又それぞれの歴史遺物が、本物であるか偽物であるかを見分けるのも妙味があるものです。 誰も見た事のない世界を見るのですから…。そして、そこに昔のロマンがあるのです。 歴史には、楽しい事、苦しい事、悲しい事色々の歴史がありますが、先人の生き様を見る事により、 現代の生き様をよりメジャーなものにすべく如何に思考するか、が歴史勉強の楽しさであると思います。


■ 文献資料から
(真田家の資料(刀、鎧、古文書、書画、生活用品など)は長野市松代町 「 長野市立真田宝物館 」にて展示されています。
尚、下記資料は、上田市立博物館発行本より抜粋。)


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