歯周病 Periodontics

■歯槽膿漏症のページへ

歯肉炎と歯槽膿漏症(辺縁性歯周炎)の大きな違いは、歯肉炎には歯槽骨の吸収 は見られないが、
歯槽膿漏症には歯槽骨の吸収が見られる事です。又歯肉炎は、 徹底した歯磨き歯石除去 で短期間(1ヶ月程)の間に治癒致します。
歯磨きにおけるポイントは、歯頚部(歯と歯肉の境目)の歯垢(プラーク)の完全除去にあります。
歯頚部(歯ぐき)からの、ブラッシング時の出血を大変気にする方がいますが、うっ血した血の出血ですから、 あまり気にしないで磨いて下さい。
雨あがりの水溜りの、ドロ水位に思って下さい。炎症が消失 すれば、自然に出血しなくなります。
又、正しい歯磨き方法は、ブラッシングのページと、 歯ブラシの選び方のページを参照して下さい。


          歯肉炎の症例(1)
【初診時】

不潔性歯肉炎の症例(前歯部)です。
歯の周囲に歯石と歯垢がびっしりついており、歯肉 の 発赤と腫脹が著しい状態です。
ブラッシング時の歯ぐきからの出血も顕著です。
【3週間後】

歯石の除去と、家庭での適正なブラッシングだけでほぼ 健康 歯肉に改善されています。

          歯肉炎の症例(2)
【初診時】

歯石沈着と歯垢の付着による不潔性歯肉炎の顕著な 症例。
歯肉の発赤と腫脹が見られ口臭も強い。
炎症歯肉の特徴は、歯肉の表面のステイップリング (歯肉孔→みかんの皮のぶつぶつみたいに見える小さな窪み) が消失して、歯肉の表面がテカテカ(光沢が出る)します。
歯肉の下の粘膜は歯肉孔がないため健康な状態でも 光沢があります。
【2週間後】

歯石除去と、家庭での朝晩の適正な歯ブラシと 適正なブラッシングにより、わずか2週間で、 ほぼ健康歯肉に回復した症例。
発赤、腫脹もなくなり、歯肉孔も回復し、 テカテカ(光沢)がなくなっています。

上の二つの症例でわかる様に、不潔性歯肉炎を治すには, 家庭での普段のブラッシングが非常に大切な治療方法なのです。
又それが歯肉炎の予防、 虫歯の予防にもなるのです。歯石除去(これは歯科医院でとってもらって下さい)と、 朝と晩の適正な歯ブラシと正しいブラッシングにより、2〜3週間でほとんどの歯肉炎は、健康歯肉に回復します。
ブラッシングのテクニックについては、ブラッシング指導を御覧下さい。
ハブラシの選び方についてはハブラシの選び方を御参照下さい。






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