歯ブラシの選び方について


・適正な歯ブラシの
 柄の形態

歯ブラシは柄の部分と毛の部分の2つの構成で出来ています。まず柄の選び方ですが 基本的には、左図の様にストレートの単純なものがいいでしょう。柄に湾曲があると、一番磨きずらい歯、 すなわち上の歯の、一番奥の歯(上顎7番)の後ろ側を磨く時、湾曲した所がホッペと口角のじゃまになり、 7番の後ろの歯面にあてずらくなります。 又、柄に突起があるものは、親指の位置が、 柄の腹側(左側を磨く時)と背側(右側を磨く時)を交互に動く時のじゃまになります。

・柄の選択基準
 1.まっすぐなこと。
 2.突起(ブランドマーク等の)がないこと。
 3.柄の断面は基本的には楕円形であること。
 4.首の所は上図の形態がいいでしょう。
  (細く長いと、磨く時曲がってしまい、
   磨きずらくなります)



・適正な歯ブラシの
毛のサイズ 横⇒親指の幅 以下 縦⇒植毛 3列

次に毛の選び方ですが、基本的にはナイロンがいいでしょう。 動物等の毛はタンパク質で出来ているた め口の中の糸状菌等がまつわりやすく 不潔になりやすいです。
ナイロンでも透明なものが良く、色の着 いたものは、色素の成分が混入されているので、毛の弾力が低下します。
硬さは普通(ノーマル)のもの がいいでしょう。
植毛形態は幅3列のものが良く、縦は自分の親指の最大副経が自分の口にあったサ イズとなります。
人差し指の第一関節までの長さで合わせても良いです。さてハブラシの交換時期です が、ナイロンには吸湿性と言う特徴があり、水分を吸う性質があるのです。エッ”と驚く人もいるかと思 いますが、つり糸を思いだして下さい。
買ったばかりは、糸もピンピンしていますが、3回、4回と川に行 って使うたび弾力がなくなり、タラットしてきますね。
これは人間の髪の毛と同じで、 水分を吸うとタラットとなるのです。買ったばかりのハブラシの毛は透明ですが、 使っている内に白濁してきます。これも水 分を吸っているため、通過光が乱反射を起こし透明感がなくなるのです。
以上の理由から、 歯ブラシの交換は、1ヶ月に一本がいいでしょう。


・次に歯磨き剤に入っている成分についてです。

 歯磨き剤の成分は
 1.研磨剤(歯の表面を削りとり、よごれを取る)
 2.発泡剤(ハブラシの動きをスムーズにする)
 3.香料(爽快感をだす)
  以上の成分で出来ています。
基本的には、歯磨き剤を使用しないでブラッシングするのが良いが、 お茶のしぶやコーヒーのしぶ、食品の有機色素成分の付着などにより歯の表面がよごれ ます。これはあくまで色素成分であり、歯垢ではないのでむし歯の原因にはなりません。 審美的にきたないだけです。歯のよごれが気になった時、歯磨き剤をつけて磨けば、歯は表面が削られ白くきれいに なります。
毎日歯磨き剤をつけて磨く場合は、出来るだけ粒子の細かい研磨剤使用の やわらかいペースト状の歯磨き剤を少量つけて磨いて下さい。





荻原歯科医院 コンテンツ一覧

トップ  医院紹介  診療予約  歯の知識  むし歯と治療法  インプラント  セラミック  ホワイトニング  審美と咬合の回復  リンク集

歯の解剖学 / むし歯の種類と治療法 / 歯周病について(総論) / 歯周病について(症例1)/ 歯周病について(症例2) /歯を失った場合の治療法 / 歯ブラシの選び方 / 正しい歯の磨き方 / ためになる歯科豆知識 / 小児歯科について / 歯垢(プラーク)の中の細菌 / 口臭について / いびき・睡眠時無呼吸症候群治療 / 金属床義歯とレジン床義歯の比較 /セラミッククラウンとレジンクラウンの比較 /インレー、クラウン、ブリッジの種類